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专利摘要:
公开号:WO1989011397A1 申请号:PCT/JP1989/000113 申请日:1989-02-03 公开日:1989-11-30 发明作者:Noboru Matsuguchi;Tadashi Matsuguchi 申请人:Daimatsu Kagaku Kogyo Co., Ltd.; IPC主号:B32B7-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 [0002] はがきおよびその製造方法 [0003] 技術分野 [0004] こ の発明は、 その一部分をみる こ とができ ないよ う に被覆された はがきおよびその製造方法に閲し、 主と して、 秘密事項の記載部分 を郵送中においては隠し、 適宜正規の受け取り人がその秘密事項を みる こ とができ る、 はがきおよびその製造方法に関する。 [0005] 背景技術 [0006] 近年、 銀行の預金残高等の通知などのよう に秘密事項を記載した 郵便物が増加し、 秘密事項の記載撊を郵送中は隠し、 正規の受け取 り 人が簡単にその内容をみる こ とができ るはがきの開発が望まれて いる。 実公昭 5 4 — 3 7 8 9 号公報にみられるよ う に、 一部分た二 えば枠内の部分を部分的に剝離して、 その下層にある秘密事項をみ る こ とがて'き るよう に形成されたはがきが開発されている [0007] と こ ろが、 このよう に部分的に剝離する こ とができ るよ う にする ために 、 前記実公昭 5 4 - 3 7 8 9号公報にもみられるよ う に、 表紙の表面全面にわたって乾燥糊を塗布して接着面を形成し、 部分 的に、 たとえば枠内部分のみが剝離する こ とが可能なよ う に、 も う —方のはがき台紙にたとえばシ リ コ ン加工等の剝離加工処理を施す こ とによ 、 表紙を部分的に剝離可能とする必要性がある。 したか つて、 それらの製造時において 、 表紙側に乾燥糊の塗布工程が必 要とな 、 ま 、 はがき台紙側に シ リ コ ン加工等 Oよ う な剝離処 工程が必要となるために、 必然的にはがきの構造の複雑化を招き、 製造工程が多 く なることにより製造コス トの増加を招く。 発明の開示 [0008] それゆえに、 この発明の主たる目的は、 はがき台紙に表面加工を 施す必要性がなく、 秘密事項等の部分を覆う貼着材の後加工によつ て、 部分的に剝離することができる部分と完全に接着される部分と に区画して、 郵送中は秘密事項ば隠され、 正規の受け取り人におい て簡単に貼着材を引き剝がし、 その内容をみることができる、 はが きおよびそのはがきの製造方法を提供することである。 [0009] 第 1 の発明は、 はがき台紙と、 はがき台紙に貼着され、 少な く と もその一部分を被覆する貼着材とを含み、 貼着材は、 基材主面に熱 接着性樹脂層が形成され、 熱接着性樹脂層の主面に、 部分的に熱接 着性樹脂層の接着力を低下させて弱く はがき台紙に接着させる接着 阻害層が形成された、 はがきである。 [0010] 第 2 の発明は、 はがき台紙を準備する工程と、 はがき台紙に画線 を印刷 · 塗工する工程と、 基材主面に、 熱接着性樹脂層を形成し、 熱接着性樹脂層の主面に、 部分的に熱接着性樹脂層の接着力を低下 させて弱く はがき台紙に接着させる接着阻害層を形成して、 貼着材 を製造する工程と、 貼着材の熱接着性樹脂層側とはがき台紙とを接 合し貼着材を加熱加圧して熱接着性樹脂層をはがき台紙に貼着する 工程とを含む、 はがきの製法である。 [0011] この発明の上述の目的およびその他の目的, 特徴, 局面および利 点は、 添付図面に関連して行なわれる以下の実施例の詳細な説明か ら一層明らかとなろう。 図面の簡単な説明 [0012] 第 1 図は、 この発明の一実施例て'あるはがきの斜視図である。 [0013] 第 2図は、 第 1 図に示す実施例の部分断面図である。 [0014] 第 3 A図は、 貼着材を引き剝がした状態を示す斜視図であり、 第 [0015] 3 B図はその部分断面図である。 [0016] 第 4図は、 貼着材の製造方法の一例を示す製造装置の図解図であ る。 [0017] 第 5図は、 貼着材の斜視図である。 [0018] 第 6図は、 こ の発明の他の実施例であるはがきの表面図である。 第 7図は、 第 6図に示す実施例の裏面図である。 [0019] 第 8 A図は、 第 6図実施例のはがきを示す斜視図であり、 第 8 B 図はその部分断面図である。 [0020] 第 9図は、 第 6図実施例のはがき連続原紙の一例を示す表面図て ある。 [0021] 第 1 Q図は、 第 6図実施例の貼着材の斜視図である。 [0022] 第 1 i 図は、 貼着材の接着装置全体を示す斜視図である。 [0023] 第 1 2 A図および第 1 2 B図は、 接着部移送装置の図解図である。 第 1 3図は、 貼着材移送装置の要部を示す斜視図である。 [0024] 第 1 4 A図は、 第 1 3図図示例より下流の貼着材切断装置の近傍 を示す斜視図であり、 第 1 4 B図は貼着材切断装置の背後の要部を 示す図解図である。 [0025] 第 1 5 A図は、 貼着材の加圧加熱装置の要部を示す斜視図であり、 第 1 5 B図はその背後の要部を示す図解図である。 [0026] 第 1 6図は、 第 1 1図図示例のタ イ ムチ ヤ一 卜を示す図である。 第 1 7 A図は、 第 6図に示す実施例の貼着材を がき台紙より引 き剝がした状態を示す钭視図であり、 第 1 7 B図はその部分断面図 である。 発明を実施するための最良の形態 [0027] 第 1図は、 この発明にかかるはがきの一例を示す斜視図である。 第 2図は、 第 1図に示す実施例の部分断面図である。 [0028] このはがきは、 はがき大に形成されたはがき台紙 1 0 とこのはが き台紙 1 0 の一部に貼着された貼着材 1 2を含む。 [0029] この貼着材 1 2 は、 基林 1 を含む。 この基林 1 4は、 たとえば 紙、 合成樹脂フ イルムなどの比較的柔軟で鋏などで切断することが 可能な素材をもって形成され、 この基材 1 4の一方主面には隱ぺぃ 層 1 6が形成されている。 [0030] 隱ぺぃ層 1 6 は、 たとえば銀ィ ンク等でベタの銀刷り印刷をする ことによって形成され、 またはアルミホイ ル等の隱ぺぃ力を有する フ ィ ルム材を接着剤等ももつて積層す'ることによって形成される。 隱ぺぃ層 1 6 の表面には、 たとえば熱接着性樹脂を、 加熱しなが ら押し出しコ ーティ ングし、 あるいは溶剤に溶解させまたは水に分 散させてグラビアまたはシルクスク リ 一ン等の印刷をすることによ つて熱接着性樹脂層 1 8が形成されている。 [0031] この熱接着性樹脂層 1 &は、 たとえば 1 0 0 'cないし 2 0 0 での 温度で溶融し、 たとえば紙からなるはがき台紙 1 0 に完全に接着さ れることができるように形成されている。 [0032] この熟接着性樹脂層 1 8 の主面には、 部分的にこの熱接着性樹脂 層 1 8 の接着力を低下させ、 弱く はがき台紙 1 0に接着させる接着 IS害層 2 0が部分的に形成されている。 この実施例において 、 It がき台紙 1 0 の天側および地側すなわち貼着材 1 2 の上下両端近傍 にて所定間隔をあけて接着阻害層 2 0 が形成されている。 [0033] こ の接着阻害層 2 0 は、 たとえば前記熱接着性樹脂層 1 8 を加熟 して溶かしたときに、 接着性を持たない樹脂あるいは前記熟接着性 樹脂層 1 8 を形成する熱接着性樹脂と して選択した樹脂より も高い 温度でのみ接着性を有する樹脂を適宜選択し印刷 , 塗工する こ とに よ つて形成する。 [0034] さ らに、 この貼着材 1 2 の両側部には、 その端部に ¾、つて、 切目 2 2 が形成される。 [0035] 前記熱接着性樹脂の例と しては、 E V A系の接着剤を選択でき る。 こ の接着剤の組成は、 E V A (エチ レ ン —酢酸ビニル共重合樹脂) 、 粘着付与剤、 ワ ッ ク ス、 抗酸化剤からなり 、 補助的に可塑剤、 充塡 剤が添加される場合がある。 [0036] 粘着付与剤と しては、 部分水添ロ ジ ンのグリ セ リ ンエステル、 口 ジ ンのグ リ セ リ ンエステノレ 、 ペ ンタ エ リ ス リ ト ー ル変成口 ジ ン、 石 油樹脂、 orメ チルスチ レ ン /ビュル ト ルエ ン共重合体、 テルペ ン油 重合体、 テルペ ンフユノ ール重合体などがある。 [0037] ワ ッ ク ス と しては、 ノ、'ラ フ ィ ンワ ッ ク ス、 マイ ク ロ ク リ スタ リ ン ワ ッ ク ス、 低分子量ポ リ エチ レ ンワ ッ ク ス、 フ ィ ッ シ ヤ ー ト π プシ ュ ワ ッ ク ス、 カ スタ ー ワ ッ ク ス、 塩素化パラ フ ィ ンなどがある。 [0038] 抗酸化剤と しては、 ヒ ンダー ドフユノ ール系化合物、 サ リ チル酸 系化合物、 ベ ンゾフユノ ン系化合物、 ベ ンゾ ト リ アゾール系化合物、 ^系化合物、 硫黄系化合物、 有機金属系化合物などがある。 [0039] 前記実施例以外の熱接着性樹脂の例と しては、 ポ リ エチ レ ン、 ェ チ レ :' - ェチルァ ク リ レー ト共重合樹脂、 エチ レ ン — ア ク リ ル酸共 重合樹脂、 エチ レン一ア ク リ ル酸メ チル共重合樹脂、 エチレンー メ チルメ タク リ レー ト共重合樹脂、 エチ レン—メ タク リ ル酸共重合樹 脂、 ア イ オノ マー樹脂、 ボ リ メ チルペンテ ン樹脂、 エチ レンービニ ルアルコ ール共重合樹脂、 塩化ビニ リ デン樹脂、 塩ビ -酢ビ共重合 樹脂、 ポリ ァ ミ ド樹脂、 スチレン一ァク リ ル酸共重合樹脂、 ボリ ス チレ ン樹脂、 ポリ アク リ ル酸共重合樹脂、 ポリ エステル樹脂、 ボリ ウ レタ ン樹脂、 ワ ッ クス類などが選択できる。 これらをもって印刷 - 塗工する ときには、 加熱しながら、 あるいは溶剤に溶解させまた は水に分散して用いる とよい。 [0040] また、 接着阻害層の例としては、 熱接着性樹脂より も高い温度で 接着性を示すか、 または、 全く 接着性を示さない材質を選択し得る。 [0041] たとえば、 紫外線硬化型ィ ンクが選択できる。 この紫外線硬化型 イ ンク は、 色剤、 プレボ リ マー、 モノ マ —、 光開始剤、 増感剤、 添 加剤によ り構成される。 プレボ リ マ一 と しては、 エポキ シァ ク リ レ ー ト 、 ポ リ オールァ ク リ レ ー ト 、 ポ リ エステルァ ク リ レー ト 、 ポ リ ェ一テルァ ク リ レー ト、 不飽和ポ リ エステル、 カ チォ ン重合性樹脂、 メ ラ ミ ンァ ク リ レー ト 、 不飽和ボ リ ブタ ジエ ン、 乾性油のァ ク リ レ ー ト、 シリ コ ンア ク レ一 トなどがある。 [0042] モノ マー と しては、 2 —ェチルア タ リ レー ト、 2 — ヒ ドロキ シェ チルァ ク リ レー ト、 2 — ヒ ドロキ シプロ ピノレア ク リ レー ト 、 2 — ヒ ド ロ キ シェチルメ タ ク リ レー ト などの単官能ァ ク リ レー ト、 1 , 3 ― ブタ ンジォール ァ ク リ レ一 ト、 1 , 4 — ブタ ンジオールジァ ク リ レー ト 、 1 , 6 —へキサンジオールジァ ク リ レー ト 、 ジエチレ ン グリ コ ーノレジァク リ レー ト、 ネオペンチルグリ コ ールジァ ク リ レー ト 、 ボ リ エチ レ ング リ コ ールお 4 0 0 ジァ ク リ レー ト 、 ヒ ド ロ キ シ ビバ リ ン酸エステルネオベンジルグ リ コ ールジァ ク リ レー ト 、 ジェ チ レ ングリ コ ーノレジメ タ ク リ レー ト 、 ボ リ エチ レ ングリ コ ールお 2 0 0 ジメ タ ク リ レ ー ト などの二官能ア タ リ レ ー ト 、 ト リ メ チロ ー ル ブ ン ト リ ァ ク リ レー ト 、 ペ ンタ エ リ ス リ ト ール ト リ ァ ク リ レー ト 、 ト リ メ チ コ 一ノレブ ン ト リ メ タ ク リ レー ト 、 ト リ メ チ ロ ール ェタ ン ト リ メ タ ク リ レー ト 、 テ ト ラ メ チ ノレメ タ ンテ ト ラ ァ ク リ レー ト 、 ジペ ンタ エ リ ス リ ト ールへキサァ ク リ レー ト などの多官能 ァク リ レー トなどがあげられる。 さ らに、 ビュルエ ーテル、 イ タ コ ン酸エステル、 N —ビニルビロ リ ド ンも使用される。 [0043] 光開始剤と しては、 ビアセチル、 ァセ ト フ エ ノ ン、 ベ ンゾフ エ ノ ン、 ミ ヒ ラ ーケ ト ン、 ベ ンジル、 ベ ンゾイ ン、 ベ ンゾイ ンイ ソブチ ノレエ ーテノレ、 ペ ンジノレジメ チノレケタ ーノレ、 テ ト ラ メ チノレチウ ラ ムス ノレフ ィ ド、 ァゾビス イ ソブチル二 ト リ ル、 ベ ンゾィ ノレパ一ォキサイ ド、 1 — ヒ ド ロキ シ シク ロ へキ シルフ ェ ニノレケ ト ン、 — ヒ ド ロ キ シィ ソ ブチルフ エ ノ ン、 ρ — ィ ソ フ。口 ピル一 — ヒ ド ロ キ シィ ソ ブ チルフユノ ンなどがあげられ、 特にべンゾフエノ ンとその誘導休力'; 使われる。 [0044] 増感剤と しては、 η —プチルァ ミ ン、 ジー η -プチルァ ミ ン、 ト リ エチルア ミ ン、 ジェチルア ミ ノ エチルメ タ ク リ レー ト などの脂肪 族ァ ミ ン、 芳香族基を舍むァ ミ ン、 ピぺリ ジ ンのよう な窒素複素環 化合物、 ァ リ ル系、 0 — ト リ ルチオ尿素、 ナ ト リ ウ ム ジェチルジチ ォホスフ ュ ー ト 、 芳香族スルフ ィ ン酸の可溶塩などの ィ ォ ゥ化合物、 Κ , Ν — ジ置換 _ ρ - ァ ミ ノ べ ンゾニ ト リ ル系化合物、 ト リ ー η _ ブチルホス フ ィ ン、 ナ ト リ ゥ ム ジェチルチオホス フ エ 一 ト などの ン化合物、 ミ ヒ ラ ーケ ト ン、 Ν: — ニ ト ロ ソ ヒ ト ロ キ シルァ ミ ン誘 $ 体、 ォキサゾリ ン化合物などの窒素化合物、 四塩化炭素、 へキサク ロ ロエタンなどの塩素化合物があげられる。 [0045] 添加剤としては、 ミス ト防止剤、 すべり剤、 酸化防止剤、 乾燥剤、 湿潤剤、 ワ ッ ク スなどがあげられる。 [0046] 色剤としては、 有機顔料、 体質顔料、 カーボンブラ ック、 チタ ン 白、 金属粉などがあげられる。 [0047] 引き続き、 このはがきの製造方法について説明する。 [0048] まず初めに、 貼着材 1 2の製造方法について説明する。 [0049] 基材 1 4を形成する紙を準備し、 その一方主面に、 銀ィ ンクにて ベタで銀刷り印刷を、 たとえばオフセッ ト印刷等の周知の印刷方法 あるいはコ ーティ ングする ことによつて隱ぺい層 1 6 を形成する。 次に、 第 4図に示すように、 この隱ぺぃ層 1 6 形成された基材 1 4をロール状に巻いた積層物を、 貼着材製造装置 3 0 の保持ロ ー ラ 3 2 に装填する。 [0050] 保持ローラ 3 2 に保持された基材 1 4は、 その一端が解き どか れて、 熱接着性樹脂塗布装置 3 4に導かれる。 [0051] この熱接着性樹脂塗布装置 3 4は、 基材 1 4の隱ベい層 1 6側の 表面に、 たとえば、 前記したエチ レ ン -酢酸ビニル共重合樹脂を主 剤とする熱接着性樹脂 1 8 aを印刷 · 塗布するためのものであり、 適宜な温度に加熱しながら熱接着性樹脂 1 8 aを塗布するものであ る。 [0052] そして、 この熱接着性樹脂 1 8 aが印刷 · 塗布された基材 1 4は、 冷風を吹き出す装置を含む乾燥機 3 6 に導き、 熟接着性樹脂 1 8 a を乾^して熱接着性樹脂層 1 8を形成する。 [0053] 次:こ、 熱接着性樹脂層 1 8が形成された基材 1 4 :、 接着阻害剤 2 0 a の印刷 · 塗布装置 4 0 に導かれる。 [0054] こ の接着阻害剤塗布装置 4 0 は、 活版印刷、 グラ ビア印刷、 シル ク ス ク リ ー ン印刷、 オフセ ッ ト印刷など公知の印刷 . 塗布方法を利 用した印刷 · 塗布装置である。 [0055] 前記した紫外線硬化型イ ンクを印刷 · 塗布する場合には、 たとえ ば活版印刷装置を選択し、 紫外線硬化型ィ ンクを 4 ないし 6 g / m! 塗布する。 [0056] 次に、 この接着阻害剤 2 0 a が印刷 , 塗布された基材 1 4 は、 固 化装置 4 4 に導かれる。 こ の固化装置 4 4 と しては、 本実施例にお いては高圧水銀ラ ンプが採用され、 1 秒間 1 6 0 W Z era照射するよ う に形成されている。 [0057] こ のよ う にして、 第 5図に示すよう に、 基材 1 4 の主面に隠ぺぃ 層 1 6 、 熱接着性樹脂層 1 8 および接着阻害層 2 0 が順次積層され た貼着材 1 2 が形成される。 なお、 接着阻害層 2 0 は、 基材 1 4 の 幅方向に所定間隔をあけて形成される。 [0058] こ の貼着材 1 2 は、 引き続き、 切り離し用切目 2 2 を形成する切 目形成装置 4 8 に導かれ、 間隔をおいて、 切目 2 2 を形成し、 再び ロール状に巻き取る。 [0059] 引き続き、 このロール状に巻かれた貼着材 1 2 は、 接近した切目 2 2間でカ ッ テ ィ ングされて、 はがき台紙 1 0 の表面の下襴に貼着 される。 もっ と も、 郵便はがきの表面の一部に形成された銀行預金 残高等の秘密事項をこの貼着材 1 2 によって被覆するには、 予め郵 便はがきの適宜な箇所、 たとえば表面下欄に適宜な文字を予め印刷 してお く 必要性がある。 [0060] こ のはがきでは、 その貼着材 1 2 は、 熱接着性樹脂層 1 8 が露出 した部分においては強く はがき台紙 1 0に接着され、 接着阻害層 2 0が形成された部分においては、 下層の熱接着性樹脂層 1 8が弱く 接着される。 したがつて、 このはがきでは、 第 3 A図および第 3 B 図に示すように、 接着阻害層 2 0が形成された部分においては、 は がき台紙 1 0 より、 比較的簡単にこの貼着材 1 2を引き離すことが できる。 [0061] なお、 基材 1 4の例としては前記実施例の他、 合成紙, セロハ ン , ボリ エチ レン, ポ リ エステル等のフ ィ ルムまたはアル ミ ホイ ル等 が挙げられる しかし、 基材 1 4は、 この阽着材 1 2をはがき台紙 1 0 に貼着したときに、 接着阻害層 2 0が形成され熱接着性樹脂層 1 8の接着力に抗してこの貼着片がばがき台紙 1 0から不用意に剝離 しないように、 比較的柔軟なものを選択するのがよい。 [0062] また、 この基材 1 4 としてアル ミ ホ イ ル等のように IIベい性に優 れたものを選択した場合には、 前記実施例のように、 隱ぺぃ層 1 6 を形成しなく てもよい。 [0063] また、 基材 1 4 としては、 前記実施例においてはロール状に巻か れた連続紙を選択したが、 各貼着片に分離されたいわゆる枚葉型の 基材を選択してもよい。 [0064] また、 基林 1 4の表面には、 適宜はがきの性 Sに適した印刷を施 してもよ く 、 前記した実施例のように連続したものの場合に、 たと えば基材 1 4の送り ピッチを検知するための検知マ一クを墨色等に よって印刷してもよい。 [0065] 第 6図は、 この究明の他の例を示す表面 11である。 [0066] 第 7図ば、 第 6図に示す実施例の裏面図である。 [0067] この がき連続紙 2 0 0 は、 官製はがき大に形成されたはがき ·έ 紙 2 1 0 と このはがき台紙 2 1 0 の一部に貼着された貼着材 2 1 2 を含む。 [0068] このはがき連続紙 2 0 0 は、 第 9図で示すよう に、 官製はがき大 に形成されたはがき台紙 2 1 0 に分離可能に形成されてなるはがき 連続原紙 2 1 0 a を含む。 すなわち、 各はがき台紙 2 1 0 の境界線 上には適宜に ミ シ ン目が形成されてはがきを構成するよう に形成さ れ、 そのはがき連続原紙 2 1 0 a の両端には、 適宜な間隔をおいて スプロケ ッ ト孔 2 1 1 が連続して形成されている。 [0069] この発明において、 はがき連続原紙 2 1 0 a には、 典型的な紙は 勿論、 合成紙, その他合成樹脂製シ— ト等の薄状材が含まれる。 [0070] 次に、 このはがき台紙 2 1 0 の表面に、 特にたとえば金融や保険 の案内などのよう に秘密事項が記載された部分に貼着される、 貼着 材 2 1 2 について、 主と して第 7 図および第 8 B図に基づいて説明 する。 [0071] この貼着材 2 1 2 は、 第 1 図に示すはがきの貼着材 1 2 と同様に . 基材 2 1 4 , 隱ぺぃ層 2 1 6 , 熱接着性樹脂層 2 1 8 , 接着阻害層 2 2 0 および切目 2 2 2 を含む。 [0072] この実施例においては、 第 7図および第 1 0図に示すよう に、 は がき台紙 2 1 0 の天側および地側、 すなわちはがき連続原紙 2 1 0 a のスプロケ ッ ト孔 2 1 1 側の両端近傍にて、 一定幅をもって接着 阻害層 2 2 0 が形成されていない部分が存在する。 そ して、 さ らに はがき連続原紙 2 1 0 a の幅方向側で貼着材 2 1 2先端部分にて、 スポ ッ ト状に熱接着性樹脂層 2 1 8 が露出するよ う に、 接着阻害層 2 2 0 が形成されていないスボ ッ ト露出部 2 2 1 が存在する。 した がって、 接着阻害層 2 2 0 が形成された部分ては弱 く 、 また、 接着 阻害層 2 2 0が形成されていない部分では強く接着される。 なお、 スポッ ト露出部 2 2 1を、 前記実施例においては、 貼着材 2 1 2 の 先端部分に形成したが、 このスボ ッ ト露出部 2 2 1 を先端部分と後 端部分のいずれの部分に形成してもよく、 また、 いずれかの部分に 形成してもよい。 さらに、 貼着材 2 1 2の他の端縁に形成された一 定幅をもって全面的に熱接着性樹脂層 2 1 8が露出した部分を、 ス ボ ッ ト露出部 2 2 1 に代えてもよい。 [0073] この貼着材 2 1 2は、 第 1図に示すはがきの貼着材 1 2を製造す る方法と同様の方法で製造される。 [0074] 次に、 前記はがき連続原紙 2 1 0 aの表面に貼着材 2 1 2を接着 する方法について、 第 1 1図ないし第 1 6図に示す接着装置に基づ いて説明する。 [0075] この貼着材の接着装置 1 0 0 は、 第 9図に示すはがき連続原紙 1 1 0 aを貼着材 2 1 2の貼られる位置に送り込むように形成された 連続紙移送装置 1 G 2を含む。 [0076] この連続紙移送装置 1 0 2 は、 接着装置本体 1 0 4の略両端に形 成されたスブロケ 'ン ト移送装置 1 0 6 と、 接着装置本体 1 0 4 の略 中央に形成され、 はがき連続原紙 2 1 0 aをその移送方向に適宜な 距離、 本実施例においてははがき台紙 2 1 0に貼られる貼着材 2 1 2の 1枚あたりの長さ相当分、 はがき連続原紙 2 1 ひ aを移送する 接着部移送装置 1 0 8 とを含む。 スプロケッ ト移送装置 1 0 6は、 はがき連镜原紙 2 1 0 a のスブロケッ ト孔 2 1 1 に嵌合する凸起が 形成されたベル トを回動させ、 前記凸起をスブロケ ッ ト孔 2 1 1 に 順次嵌合させてはがき連続原紙 2 1 0 aを移送するように形成され ている。 接着部移送装置 1 0 8 は、 第 1 2 A図に示されるよう に接着装置 本体 1 0 4 の前後に掛け渡された軸 1 1 2 に固定された連続紙移送 カム 1 1 4 を含む。 この連続紙移送カ ム 1 1 4 は、 その胴部に適宜 な溝が形成され、 その連続紙移送力ム 1 1 4 の等速回転により、 リ ンク機構 1 1 6 に上下および前後の適宜な運動を与える。 リ ンク機 構 1 1 6 の動作によって、 そのリ ンク機構 1 1 6 に固定された接着 部移送台 1 1 8 に前後の連続あるいは断続的な運動をする こ とがで き るよ う に構成されている。 すなわち、 リ ンク機構 1 1 6 は、 接着 装置本体 1 0 4 に枢軸 1 1 6 a をもって揺動自在に固定された リ ン ク 1 1 6 bが、 接着部移送台 1 1 8 に回転自在に固定された リ ンク 1 1 6 c に回動自在に固定されてなる。 連続紙移送カム 1 1 4 の回 転により 、 リ ンク機構 1 1 6 を介して接着部移送台 1 1 8 が前後進 する。 [0077] なお、 連続紙移送装置 1 0 2 において移送されるはがき連铙原紙 2 1 0 a の移送量は、 第 1 2 B図において示すよう に、 はがき連読 原紙 2 1 0 a の移送量を検知する同期装置 1 1 9 によ って検知され る。 すなわち、 接着装置本体 1 0 4 の前後に設けられたタ イ ミ ング プー リ ー 1 1 9 a および他のタイ ミ ンダブー リ ー 1 1 9 b間に掛け 渡されたタ イ ミ ングベル ト 1 1 9 c に、 接着部移送台 1 1 8 の一部 が連結片 1 1 9 d にて連結され、 接着部移送台 1 1 8 の移送距離を タ イ ミ ングプー リ ー 1 1 9 b に連結されたエ ン コ ーダー 1 1 9 e か らのパルス信号によって検知し、 連続紙移送装置 1 0 2 に形成され た駆動源であるパルスモータ ーの回転を制御して、 全体的に制御す る よ う に構成されている。 [0078] 引き続き、 前記連続紙移送装置 1 0 2 によ つて順次送られるはか き連続原紙 2 1 0 aの表面に接着される、 貼着材 2 1 2の移送装置 について、 主として第 1 3図、 第 1 4 A図および第 1 4 B図に基づ いて説明する。 [0079] この貼着材移送装置 1 2 0 は、 貼着材 2 1 2を連続して形成して なる貼着材の連続体 2 1 2 aが、 ロ ール状に巻かれてなるものを装 塡する リ ール 1 2 2 と、 前記リール 1 2 2 より引き出された貼着材 の連続体 2 1 2 aの移送量を検知し、 貼着材の連続体 2 1 2 aが特 定の位置にきたときにその位置に到達したことを検知し、 かつ貼着 材移送装置 1 2 0 の制御部に電気信号を発する貼着材検知装置 1 2 4 と、 該貼着材検知装置 1 2 4より もより下流に設けられ、 貼着材 の連続体 2 1 2 aを適宜な長さに切断する貼着材切断装置 2 6 と を舍む。 [0080] そして、 貼着材移送装置 1 2 0 においては、 その貼着材の連镜体 [0081] 2 1 2 aを切断する貼着材切断装置 1 2 6 の前後に、 铀にゴム製リ ングが固着されてなる貼着材移送体 1 2 8が形成され、 各貼着材移 送体 1 2 8 のリ ングが互いに接触しながら回転するように、 貼着材 切断装置 1 2 6 の前後において 1対ずつ設けられている。 [0082] そして、 1対の貼着材移送体 1 2 8 のリ ング間に挟まれた貼着材 の連繞体 2 1 2 a は、 その貼着材移送体 1 2 8 の回転により、 はが き連镜原紙 2 1 0 aの表面上の適宜な位置に送り込むように形成さ れている。 [0083] また、 PJ&着林切断装置 1 2 6 は、 カ ツ夕 1 3 0 aおよび 1 3 0 b を含む。 このカ ツタ 1 3 0 aおよび 1 3 0 bは、 その一端の枢軸 1 [0084] 3 0 cを中心として回動自在に切断装置本体 1 3 2に固定され、 そ の他端はリ ンク機構 1 3 4に固定されている (第 1 4 A図および第 1 4 B図参照) 。 [0085] 前記リ ンク機構 1 3 4 は、 前記切断装置本体 1 3 2 に回動自在に 固定された切断軸 1 3 6 と固定片 1 3 8 を介して回動自在に固定さ れ、 該切断軸 1 3 6 は、 第 1 4 B図に示すよう に、 リ ンク 1 4 0 a および 1 4 0 bを介して力ム溝が形成された円板 1 4 2 に連結され ている。 そ して、 こ の円板 1 4 2 は、 前記連続紙移送カ ム 1 1 4 を 固定する軸 1 1 2 に固定されている。 [0086] したがって、 円板 1 4 2 の回転にともない、 リ ンク 1 4 0 a およ び 1 4 0 bを介して、 切断軸 1 3 6 が円板 1 4 2 に形成されたカ ム 溝の作用によ り回転させられ、 それによつてカ ツタ 1 3 0 a および 1 3 0 bが、 切断装置本体 1 3 2 に固定する枢軸 1 3 0 c を中心と して回動させられ、 貼着材の連続体 2 1 2 a を適宜な大き さに断裁 するよう に形成されている。 [0087] 次に、 はがき連続原紙 2 1 0 a の表面に貼着材 2 1 2 を接着する 加圧加熟装置 1 5 0 について、 主と して第 1 5 A図および第 1 5 B 図に基づいて説明する。 [0088] この実施例においては、 加圧加熱装置 1 5 0 は、 前記貼着材の連 体 2 1 2 a の先端をはがき連続原紙 2 1 0 a の幅方向線状に押圧 し、 はがき連続原紙 2 1 0 a の表面に貼着材の連続体 2 1 2 a を初 期的に接着する線状加圧加熱装置 1 5 2 と、 前記線状加圧加熟装置 [0089] 1 5 2 でその先端がはがき連続原紙 2 1 0 a の表面に貼着された貼 着材 2 1 2 をはがき連続原紙 2 1 0 a の表面に接着する、 面状加圧 加熟装置 1 5 とを含む。 [0090] 加圧加熱装置 1 5 0 は、 四角形の枠状の移送基台 1 5 6 を含む。 この移送基台 1 5 6 に、 線状加圧加熟装置 1 5 2 を形成する直線抆 ヒータ 1 5 8 と、 面状加圧加熱装置 1 5 4を形成する面状ヒータ 1 6 0 とが固定されている。 この面伏ヒータ 1 6 0 は、 ほぼ貼着林 2 1 2 と同一の面積を有する。 [0091] さらに、 この実施例においては、 移送基台 1 5 6に、 押圧口一ラ 1 6 2が回動自在に固定されている。 この押圧ローラ 1 6 2 は、 面 状ヒータ 1 6 0ではがき連統原紙 2 1 0 aの表面に接着された貼着 材 2 1 2 の表面を押圧し、 より密着させるように形成される。 そし て、 直線状ヒータ 1 5 8および面状ヒータ 1 6 0が取り付けられた 移送基台 1 5 6 は、 前記接着部移送台 1 1 8の上方に移動自在に固 定され、 直線状ヒータ 1 5 8、 面状ヒータ 1 6 0および押圧ローラ 1 6 2 と接着部移送台 1 1 8 との間においてはがき連続原紙 2 1 0 aが移送される。 そして、 移送基台 1 5 6 は、 接着部移送台 1 1 8 とともにはがき連続原紙 2 1 0 aの進行方向に沿って前後進するよ う に形成されている。 [0092] そ して、 この移送基台 1 5 6は、 直線状ヒータ 1 5 8および面状 ヒータ 1 6 0 と接着部移送台 1 1 8 とが接着したり離間したりする こ とができるように、 接着部移送台 1 1 8 の側部にて上方に向けて 固定された支持部 1 6 4に、 リ ンク機構 1 6 6を介して、 上下動自 在に固定されている。 [0093] すなわち、 リ ンク機構 1 6 6を構成する略 L字形リ ンク 1 6 6 a の一端が移送基台 1 5 6に回動自在に固定され、 リ ンク 1 6 6 a の 中央において回動自在に軸 1 6 8をもって支持部 1 6 4に固定され ている そして、 同様な上下流の 1対のリ ンク機搆 1 6 6 は、 リ ン ク 1 6 6 a の他端にて、 ター ンノ-: フ ク ル 1 6 6 bにて連結され、 上 下流のリ ンク機構 1 6 6が、 同様な作動をするように構成されてい る。 該軸 1 6 8 は、 前記支持部 1 6 4 に回動自在に固定され、 該軸 [0094] 1 6 8 の回転により、 移送基台 1 5 6 力く、 直線状ヒ ータ 1 5 8 およ び面状ヒータ 1 6 0 とともに上下動するよう に形成されている。 [0095] そして、 前記軸 1 6 8 は、 その一端に設けられた別のリ ンク機構 [0096] 1 7 0 を介して、 カム溝を形成された円板 1 Ί 2 に連結されている。 なお、 円板 1 7 2 は、 前記連続紙移送カ ム 1 1 4 および円板 1 4 2 が固定された軸 1 1 2 に固定されている。 [0097] このリ ンク機構 1 Ί 0 は、 その中央に長溝が穿設された案内体 1 7 1 a と、 前記案内体 1 7 1 a の長溝内を回転しながら移動する回 転体 1 Ί 1 b と、 前記軸 1 6 8 と該回転体 1 Ί 1 b とを連結する リ ンク 1 7 1 c とより なる揺動直進リ ンク機構 1 Ί O Aを含む。 さ ら に、 こ の リ ンク機構 1 7 0 は、 前記案内体 1 7 1 a を上下動させる もので、 前記案内体 1 7 1 a に連結された リ ンク 1 7 1 d と、 前記 リ ンク 1 7 1 d に回動自在に固定された リ ンク 1 7 1 e と、 前記リ ンク 1 7 1 e の他端にて枢軸 1 7 1 f を介して連結された他の リ ン ク 1 Ί 1 g と、 前記リ ンク 1 7 1 g と回動自在に連結された リ ン ク 1 7 1 h と、 前記リ ンク 1 7 1 h とその --端にて連結され接着装置 本体 1 0 4 に枢軸 1 7 1 i にて固定されたリ ンク 1 Ί 1 j とからな る、 上下動リ ンク機構 1 7 0 Bを舍む。 [0098] そして、 円板 1 7 2 に形成されたカム溝の作用によって、 上下動 リ ンク機構 1 7 0 Bが働き、 案内体 1 7 1 a 力 接着装置本体 1 0 4 に上下に形成された長孔 1 Ί 1 k内を上下動させられる こ とによ り 、 揺動直進リ ンク機構 1 Ί O Aの リ ンク 1 7 1 c が揺動させられ、 軸 1 6 8 が適宜な角度で回転する こ とによ り 、 前述した別のリ ン ク 機構 1 6 6 の作用により 、 移送基台 1 5 6 が上下動するよ う に形 ¾ されている。 [0099] この実施例においては、 直線扰ヒータ 1 5 &および面祅ヒータ 1 6 0が移送基台 1 5 6に一体的に固定されているが、 直線状ヒータ 1 5 8および面状ヒータ 1 6 0各々は、 個別に温度調節装置 (図示 せず) によって、 適宜な温度になるように制御されている。 [0100] このように温度制御を各ヒ一タごとにするようにしたのは、 貼着 材 2 1 2に形成された熱接着性樹脂層の特性等によって、 微妙な調 節をすることができるようにするためである。 [0101] 次に、 この貼着材の接着装置の作動状態について、 第 1 6図に示 すタイ ムチヤ一 トを参照して説明する。 [0102] はがき連続原紙 2 1 0 a は、 連続紙移送装置 1 0 2のスプロケ 'ン ト移送装置 1 0 6にて所定量移送させられる。 [0103] そして、 接着部移送台 1 1 8 は、 この実施例においては、 はがき 連繞原紙 2 1 0 aの下流側より上流側に移動する。 [0104] 一方、 貼着材移送装置 1 2 0 によってリ ール i 2 2から貼着材の 連続体 2 1 2 aが移送され、 それにともない貼着材検知装置 1 2 4 が貼着材の連続体 2 1 2 a の表面に形成された検知マーク、 この実 施例においては矢印を検知するこ とにより、 貼着材の連続体 2 1 2 a の移送も一時停止される とともに、 前記接着部移送台 1 1 8 も停 止する。 このとき、 貼着林切断装置 1 2 6が作動して、 カ ツタ 1 3 0 aおよび 1 3 0 bが円扳 1 4 2のカム溝の作用により、 貼着材の 連続体 2 1 2 aを適宜な大きさ、 すなわち一片の阽着材 2 1 2に断 裁する。 [0105] そして、 この貼着材切断装置 1 2 6 にて適宜な大きさに切断され てなる貼着材 2 1 2の先端は、 がき連続原紙: 1 0 a の表面の最 適な位置に位置し、 加圧加熱装置 1 5 0 を形成する線状加圧加熱装 置 1 5 2 にてはがき連続原紙 2 1 0 a の幅方向において直線状にそ の先端が加圧加熱され、 初期的にはがき連続原紙 2 1 0 a の表面に 貼着材 2 1 2 の先端が接着される。 [0106] そのとき、 加圧加熱と同時に、 はがき連続原紙 2 1 0 a は連続紙 移送装置 1 0 2 の作動により、 一定距離、 この実施例においては一 片の貼着材 2 1 2 の略々長さ相当分下流に移送される。 すなわち、 前のサイ クルにて面状加圧加熱装置 1 5 4の下部に位置した貼着材 2 1 2 とはがき台紙 2 1 0 とが加圧加熱される と同時に、 はがき連 続原紙 2 1 0 a の下流への移動にともない貼着材 2 1 2 が所定距離 移送される こ とになる。 [0107] そ して、 接着部移送台 1 1 8 がレール体 1 7 4上を所定量移動し た後、 再び円板 1 7 2 のカム溝の作用によって、 線状加圧加熱装置 1 5 2 および面状加圧加熱装置 1 5 4 は、 接着部移送台 1 〗 8 よ り 離間し、 上方に位置する。 それとともに、 接着部移送台 1 1 8 と と もに線状加圧加熟装置 1 5 2 および面状加圧加熱装置 1 5 4 とが、 はがき連続原紙 2 1 0 a の流れと逆方向に、 すなわちもとの上流側 の所定の位置まで移動する。 このとき、 押圧ローラ 1 6 2 が貼着材 2 1 2 の表面を回転しながら押圧する こ とになる。 [0108] そ して、 再び、 貼着材の連镜体 2 1 2 a の断裁等の工程を経て次 のサイ クルにて後から送られてきた貼着材 2 1 2 の先端位置におい て、 接着部移送台 1 1 8 と加圧加熱装置 1 5 0 を形成する線状加圧 加熱装置 1 5 2 および面状加圧加熱装置 1 5 4 とが接合する。 この とき、 前のサイ クルにて送られている貼着材 2 1 2 が面状加圧加^ 奘置 1 5 4 の下部に位置している。 そ して、 次のサイ クルの貼着材 2 1 2の先端が接着されたはがき連続原紙 2 1 0 a は、 連続紙移送 装置 1 0 2の作動により一定の距離移送されるとともに、 先に前サ ィ クルにて送られていた前の貼着材 2 1 2が面状加圧加熱装置 1 5 4によつて押圧加熱されることになる。 [0109] すなわち、 その先端を接着された貼着材 2 1 2が、 面状加圧加熱 装置 1 5 4の下部 (初期的な上流側の位置) に位置したときに、 面 状加圧加熱装置 1 5 4は、 接着部移送台 1 1 8麦面に、 円板 1 7 2 に形成されたカム溝の作用によって押し付けられ、 貼着材 2 1 2を 加圧加熱する。 [0110] なお、 はがき連続原紙 2 1 0 a の移送距離も、 連続紙移送装置 1 0 2 に形成されたエンコーダの発するパルスによってその移送距離 が規制され、 中央処理装置 1 7 6をもって、 貼着材移送装置 1 2 0 、 貼着材切断装置 1 2 6および加圧加熱装置 1 5 0 の移送を制御する ように構成されている。 ただし、 はがき連続原紙 2 1 0 a は後進し ないように形成され、 接着部移送台 1 1 8 および加圧加熟装置 1 5 [0111] 0 の線状加圧加熱装置 1 5 2および面状加圧加熱装置 1 5 4 の後進 に対応して、 逆走されないように形成されている。 [0112] このよう に、 加圧加熱装置 1 5 0 は、 前進、 思案点 (下流側) 、 後進、 思案点 (上流側) のサイ クルを操り返して、 第 6図に示すよ うに連続紙 0 0を構成するはがき台紙 2 1 0 の表面に適宜貼着材 [0113] 2 1 2が接着される。 [0114] そして、 このよう にして貼着材 2 1 2 にてその一部が被覆されて なるはがき連続紙 2 0 0 は、 適宜折り畳まれ、 その後適宜切り離さ れる。 [0115] このはがき連続紙 2 0 0 では、 熱接着性樹脂層 2 1 8が露出した 部分においては強く はがき台紙 2 1 0 に接着され、 接着阻害層 2 2 0 が形成された部分においては、 下層の熱接着性樹脂層 2 1 8 が弱 く 接着される。 したがって、 第 1 7 A図および第 1 7 B図に示すよ う に、 接着阻害層 2 2 0 が形成された部分においては、 はがき台紙 2 1 0 より、 比較的簡単にこの貼着材 2 1 2 を引き剝がすこ とがで きる [0116] この発明が詳細に説明され図示されたが、 それは単なる図解およ び一例と して用いたものであり、 限定である と解されるべきでない こ とは明らかであり 、 こ の発明の精神および範囲は添付されたク レ 一ムの文言によつてのみ限定される。 産業上の利用可能性 [0117] この発明によれば、 はがき台紙への貼着材の接着面は、 熱接着性 樹脂層がそのまま露出する部分と前記熟接着性樹脂層の接着力を低 下させて弱 く はがき台紙に接着される接着阻害層に区画されている ので、 加熟してはがき台紙に貼着されたときに、 熱接着性樹脂層が 露出した部分は強 く はがき台紙に接着され、 接着阻害層が形成され た部分においてははがき台紙により弱 く 接着される。 [0118] この究明によれば、 はがき台紙への貼着材の接着面は、 熱接着性 樹脂層が露呈した部分と、 前記熱接着性樹脂層の接着力を低下させ 弱 く はがき台紙に貼着される接着阻害層が形成された部分とに区画 されているので、 加熱してはがき台紙に接着したときに、 熱接着性 樹脂層を露出した部分においてははがき台紙に完全に接着され、 接 着阻害層が形成された部分においてははがき台紙より弱 く 接着され したがって、 接着阻害層部分においてははがき台紙より比較的に 簡単に貼着材を引き離すことができ、 はがぎ台紙の主面に形成され た各種情報をみることができる。 [0119] しかも、 はがき台紙には加工を施すことなく、 貼着材をはがき台 紙に加熱接着することによって、 仮着された部分と完全に接着され た部分とに区画されたはがきを得ることができ、 はがきの製造時に おいては、 単に加熱加工を施すのみでよ く、 その利用範囲は広汎と なる。 [0120] しかも、 製造時において、 貼着材に加工を施すのみで、 はがき台 紙に加工を施す必要性がないので、 その製造工程の簡略化をはかる ことができ、 はがきの製造に用いる貼着材の阽着装置の簡略—化を容 易にはかることができる。
权利要求:
Claims 請 求 の 範 囲 1 はがき台紙と、 前記はがき台紙に貼着され、 少な く ともその一部分を被覆する貼 着材とを含み、 前記貼着材は、 基材主面に熱接着性樹脂層が形成され、 前記熱接 着性樹脂層の主面に、 部分的に前記熱接着性樹脂層の接着力を低下 させて弱 く 前記はがき台紙に接着させる接着阻害層が形成された、 はがき。 2 前記貼着材は、 前記はがき台紙表面の秘密事項記載部分に貼 着される、 請求の範囲第 1 項記載のはがき。 3 前記熱接着性樹脂層は、 基材の一方主面の全面にわたって、 熱接着性樹脂剤を塗工されてなる、 請求の範囲第 1 項記載のはがき 前記基材は、 熱接着性榭脂層が形成された側の主面に隱ぺぃ 層が形成される、 請求の範囲第 1 項記載のはがき。 5 前記隱ぺぃ層は、 銀ィ ンクが印刷 · 塗工されて形成される、 請求の範囲第 4項記載のはがき。 6 前記隱ぺぃ層は、 アルミ箔が積層されて形成される、 請求の 範囲第 4項記載のはがき。 7 前記接着阻害層は、 紫外線硬化型イ ンクが印刷 · 塗工されて 形成される、 請求の範囲第 1 項記載のはがき。 8 前記はがき台紙は切り離し可能に連続して形成される、 請求 の範囲第 1 項記載のはがき。 9 はがき台紙を準備する工程と、 前記はがき台紙に画線を印刷 · 塗工する工程と、 基材主面に、 熱接着性樹脂層を形成し、 前記熱接着性樹脂層の主 面に、 部分的に前記熱接着性樹脂層の接着力を低下させて弱く はが き台紙に接着させる接着阻害層を形成して、 貼着材を製造する工程 と、 前記貼着材の熱接着性樹脂層側と前記はがき合紙とを接合し前記 貼着材を加熱加圧して熱接着性樹脂層をはがき台紙に貼着する工程 とを含む、 はがきの製造方法。 10 前記貼着材は、 はがき台紙の表面の秘密事項記载部分に貼着 する、 請求の範囲第 9項記載のはがきの製造方法。 11 前記熱接着性樹脂層は、 基材の一方主面の全面にわたって、 熱接着性樹脂を印刷 · 塗工する、 請求の範囲第 9項記載のはがきの 製造方法。 12 前記熱接着性樹脂層が形成された基材の主面に、 隱ベい層を 形成する、 請求の範囲第 9項記載のはがきの製遣方法。 13 前記 I ベい層は、 銀ィ ンクをもって印刷 · 塗工して形成する、 請求の範囲第 1 2項記載のはがきの製造方法。 。 1 前記隱ぺぃ層は、 アルミ箔を積層して形成する、 請求の範囲 第 1 2項記載のはがきの製造方法。 。 15 前記接着阻害層は、 紫外線硬化型ィ ンクを印刷 · 塗工して形 成する、 請求の範囲第 9項記載のはがきの製造方法。 16 前記貼着林は、 長尺状でロール状に巻かれた貼着紙をもって 形成ざれ、 この長尺状の貼着材をカッティ ングしながらはがき台紙 に貼着する、 請求の範囲第 9項記載のはがきの製造方法。 17 前記はがき台紙を準備する工程は、 前記はがき台紙が切り離 し可能に連続して形成されたはがき連続紙を準備する工程を含む、 請求の範囲第 9項記載のはがきの製造方法
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公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
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